F850GSをN-VANに積むときのTips

注意

これはどうしてもN-VANにF850GSを積みたいというごく一部の方に向けた記事となります。

F850GSというサイズの大きなバイクを積載して運転することは普段よりも一層の注意を払った安全確認や運転が必要とされますので注意をお願いします。

この記事を参考にして生じたいかなる損害も私は責任を負いません。

はじめに

この度N-VANとF850GSのオーナーになりました。借金地獄の幕開けです。

普段は木更津周辺をダラダラ走っていますが、自分の実家周辺である福島県の県南地方、第二の故郷会津はどちらも林道が多数あり、オフロードを主に走る自分としてはとても魅力的な土地となっています。

2022年のGWは是非林道を走り回りたい...!けどF850GSは完全にオフに寄せているため、林道で邪魔になるパニアを付けていない! このような場合にはどうするか?

N-VANはとても広い荷室を持っているため、ZX-14Rなども積載が可能です。

www.youtube.com

背の高いオフ車も積むことが可能なため、F850GSも積めるか?と思っていたところ以下のようなブログポストを発見。

どうやらN-VANにF850GSは載せられるらしい。(無断リンクごめんなさい)

blog.goo.ne.jp

ものは試しと実際に積載したときにやったことをまとめておきます。

↓実際に積載するとこうなる

車両データ

N-VAN

  • 2019年式
  • 2WD Style Fun

F850GS

  • 2018年式
  • H&B エンジンガード/タンクガード

事前準備

N-VAN

必要な工具

  • ソケット 14mm (長めのほうが良い)
  • レンチ

運転席にある肘置きを撤去

タンクガードを付けていると、肘置きに引っかかってしまいバイクが前に行かなくなってしまう。

肘置きの可動部にある蓋を外すと14mmのボルトが存在するため、これをレンチで外す、奥まったところにあるので長いソケットがあると便利です。

外すとボルトと一緒にプラスチックの軸受のようなパーツがついているのでなくさないようにしてください。

F850GS

F850GSだけにもれず、BMWのバイクは大部分がトルクスによって留められているので、別途用意しておくのがこのましい。

ウィンドシールドとナックルガードを外せなくなってしまい泣きを見ることとなる。

必要な工具

  • トルクスソケット オス
  • スパナ
    • 14mm

ウィンドシールド

T9のトルクスネジによって留められている。

4本のネジを外すことができれば取り外すことができる。

ウィンドシールドの車体側にはワッシャーのようなものが挟まっているので脱落させないように注意する。

ミラー

左右のミラーを外す。

他のバイクと同じように下は正ねじ、上は逆ネジになっている。

14mmのスパナを使って取ってあげる。

ここにもワッシャーが存在するのでなくさないように注意。

ナックルガード

T25のトルクスによって取り付けられている。

これを外す前に写真を撮っておいて、後でつけるときに各レバーに対してどのような位置でついていたのかを保存しておくと良い。

工具について

自分は身の回りの全ての工具をアストロプロダクツで揃えています。

近くにアストロプロダクツがあれば1万円ほどでココらへんのものは揃うはずなので参考にしてください。

実際に積載する

これは自分よりも以下の動画のほうがためになるのでこちらで確認してください。

www.youtube.com

N-VANに積むコツとしてはラダーは真ん中かちょっと左寄りにすることです。

でかすぎるので右側に寄せてしまうと入りません。

また、タイヤクランプに乗っけてしまうと長さが足りません、助手席の扉を締めた状態でハンドルを全開に左に切り、扉とフロントパネルの交点にフロントタイヤを持ってくるイメージにしましょう。

固定方法

ここまで来るといい感じに載せられると思います。

載せた本人は後ろのスライドドアから頑張って出ましょう。

そうすると左のウィンドシールドを固定する部分が助手席のアシストグリップに干渉してしまいます。

これをタイダウンベルトを使っていい感じにしていきます。

まずは右側から始める

バイクの右側の方からタイダウンベルトの取り付けをしてください。

自分はタンクガードとキャリアにタイダウンベルトを取り付け引っ張るようにしました。

これをぎゅっとすると、先ほどの干渉が解消されると思われます。

あとは左側も同様にすると完成です。

F850GSはサスが動きやすいため、これだけでもだいぶなんとかなります。

お疲れ様です、完了です

あとは安全運転で行きましょう。